東京外大 2015 大問1 解答例
1. S 人は、白地に青文字等、色のコントラストが強く書かれたものの方が、白地に黄色等、弱く書かれたものよりも信頼する傾向にある。(60) ※具体例よりも「easy processing」を入れた方がよかった。 R ある文章が色の対比がはっきりした文字で書かれていると、情報処理の容易さから人はその内容を信じる傾向が増すこと。(56字) O 主張が白地に青字でのように際立った対比をもって書かれると読み易く感じられるため,人はそれが真実だと思いがちである。(59字) 2. ① S たとえ関連のない写真でもそれがあると事実と違うものを事実だと記憶したり、信用してしまう。(44) ※「boost comprehension ~ new information」を入れようと思えば入れられたか。 R 理解や記憶の一助となる一方で,誤ったことや偽りの記憶を真実・事実と思い込ませたりする。(43) O 新情報の学習・記憶を容易にするだけでなく。誤った情報や記憶を真実と思い込ませるという影響。(45) ② S 偽造写真を見た人が、それが実際の出来事として記憶していると言った。主張に関連はあるが証拠とはならないような写真を添えたら、真実であると信用されやすくなった。(79) R 写真は通常,現実の出来事の記録であるため,偽造写真でも偽の記憶を喚起し,ある陳述と関係はあるが証拠にはならない写真でも,陳述内容を正しいと思わせるものとなる。(79字) O 事実とは異なる加工写真を見ると人はその出来事が起きたことを覚えていると言う。また主張に添えられた写真はその直接的証拠でなくても主張の正しさを人に信じ込ませる。(79宇) ③ S 発音しやすい名前だと、良いものとして認識され、信頼性が増す傾向がある。(35) R 発音しやすい名前の商品や人物のほうが,信用できるという印象が強い。(33字) O 発音し易い名前は人に親近感を与え,ゆえにその主張の信頼度は高まる。(33) ※「その主張が」と言ってしまっているので商品が含まれなくなる。 3. S 裁判で目撃者や専門家が簡単な名前だとより信頼され、就職試験では簡単な名前の方が採用されやすくなる。関連性の薄い写真でもそれがあるとニュースの信ぴょう性が増す。(79) R ...