早稲田政経 2013 III フレーズ
[1] 1932 年に アメリカのファッション製造業者団体は氾濫する模倣品-オリジナルデザインの安価なコピー商品 - に悩まされていた。ファッション製造業者は,当時も今と同様,特許や著作権で守られてはいなかった。そこで,業者は模倣をやめさせるために直接行動に出ることにした。業者は「アメリカ・ファッション創案者組合(FOGA)を設立して。小売業者を監視し オリジナルデザインの販売経路をたどれるようにした。もしあなたが 30 年代の年代物の衣類を見れば,「ファッション創案者組合認定オリジナルデザイン」と書かれたラべルがついている。模倣品を販売する小売業者は「レッドカードつき」となり,組合に属する業者はレッドカードのついた店には自社商品を売ろうとしなかった。これは小売業者には不評だったが,それで模倣は減ったらしい。その案で唯一問題なのは,それが違法であるという点だった。つまり , 1941 年に最高裁判所はその業者の取り決めは独占禁止法に違反するとの判決を出し,模倣品作りの名人たちは商売を続けたの である。 1932, / a group of American fashion manufacturers / found themselves / faced with a flood of knockoffs / ― cheap copies of original designs. ※find O C「OがCの状態であるのを発見する」 Fashion manufacturers / , then as now, / were not protected / by patents or copyrights. So they decided to take direct action / to stop the copying. They set up the Fashion Originators Guild of America / to monitor retailers / and keep track of original designs; if you look at vintage dresses from...