早稲田理工2007 III 和訳


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学生:ハワード先生,すみません。お時間よろしいでしょうか。
教師:ええ,どうぞ。どうしましたか。
学生:申し訳ないのですが,この問題を解くのを手伝ってくれませんか。指示どおりにしてもうまくいかないんです。
教師:どこで戸惑っているの?
学生:ええと,どう始めたらいいかよくわからないんです。
教師:小さな容器を8つ用意するのね?
学生:はい。
教師:それで,まずどれにも水を4滴落とす。それから,ヨウ化カリウム(KI)水溶液を最初の容器に1滴,次の容器に2滴とやづていって,最後の容器には溶液を8滴加えなければならない。
学生:一度に1滴を加えることができないのです。一度に必ず1滴だけを加えるようにするにはどうすべきでしょうか。
教師:これを使ったらどうですか。ストローのようでしょう。ピペットというのよ。最初に溶液を少量吸い上げて,それから上の穴に親指をおいて,溶液が出ないようにするの。それからこんなふうに親指を少し動かせば,必要な数の滴を加えることができるわよ。
学生:わかりました。僕は容器に溶液を注ごうとしていたんです。
教師:それは絶対にうまくいかないわね。だって実際のところ,何滴かを測れないものね。ここからは自分でできると思いますか。
学生:ええと,次は硝酸鉛(Pb(N03)2)水溶液を最初の容器に1滴,2つ目に2滴,3つ目に3滴を加える必要があります。
教師:それは正しくないわね。ここに書いてあることを読んでみて。
学生:「最初の容器に硝酸鉛水溶液を8滴,2つ目に7滴と加えていき,8つ目の容器に1滴加えて終わる」ああ,間違っていたことが今わかりました。助けていただいたおかげで,もう一人でできると思います。 ありがとうございました。
教師:どういたしまして。またわからないことが出てきたら,遠慮なく聞きなさい。
学生:ご存じのとおり,僕は困ったらすぐ助けを求めますから。

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